勝鬨酒販株式会社

MONTHLY TOKYO SHIMAZAKE

酒のかちどき堀口です。

東京島酒ご紹介第8弾。今回で一旦最終回とさせていただきます。
最後のご紹介は八丈島の若き至宝、奥山武宰士(むさし)の新商品です。

芋焼酎 江戸酎 蒼-AO-2024 25度

720ml 2,035円(税込)

東京都 八丈島
原材料：芋 麹：麦(白麹) / ALC:25%

新商品「蒼-AO-」は1年熟成酒。江戸酎の姉妹品にあたります。
定番の江戸酎は３年熟成。江戸酎に使用している芋は島内産で食用の芋。九州の芋焼酎とは違い、焼酎用に芋を栽培するという事はしていません。サツマイモは品種の違いで「白系」「赤系」「紫系」「オレンジ系」の４系統に分けられますが、この４系統の芋を全て使うのが江戸酎。毎年品種によってバラつきがあるので熟成をさせる事で酒質を安定させています。新商品「蒼-AO-」は年ごとに変わる品種や仕込方法をより感じていただく為、熟成期間を１年。濾過も最低限にしています。毎年楽しみにして飲んでいただけると幸いです。

ストレート	４系統の中だと赤、紫系の香りが主体。新酒感を若干感じる硫黄臭。 やわらかい口当たりと甘さ。少しアルコール感が残る。
ロック〇	爽やかな香りは白系由来。赤芋系の甘み、香ばしさが強く感じる。
水割り〇	香ばしさがやや強く感じ、甘みはおだやか。
ソーダ割◎	紫系の香りがやや立つ。甘みと酸が出てジューシー。
お湯割り〇	オレンジ系がやや強め。甘香ばしく、余韻も長い。