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八丈島出張⑦最終章 ~八丈興発訪問記~

  • 2024/05/15
  • 堀口潤一

今回最後の訪問蔵、八丈興発に着きました。

本来ですと蔵どころか東京島酒の広告塔、小宮山善友さんがいるはずですが今回の訪問では予定が合わず残念ながらお会いできませんでした。

八丈興発
案内いただいたのは山岸善広工場長(左)

勤続13年。八丈島出身の奥様とともに島に移住し現在に至っています。

山岸さんは存じ上げておりましたがいつも善友さんがいるのでなかなかお話しする機会が無かったので今回は不在で良かったです(冗談ですがやや本音)

設備の大きさは樫立酒造さんでしたが規模感としては八丈興発さん。従業員さんも数名いて流石、東京島酒を引っ張る存在だと感心します。

八丈島興発銘柄ラインナップです。

ナサケジマ

■情け嶋 麦

蔵の代表銘柄。減圧蒸留の麦焼酎。

軽快フルーティーな味わい。

ばっかんナサケジマ

■麦冠(ばっかん) 情け嶋

常圧蒸留の麦焼酎。高温で蒸溜する事で香ばしさを強調しています。

減圧情け嶋とは分かりやすく真逆の味わい。

なさけじま 芋

■情け嶋 芋

どっしりとした芋焼酎ですが、麦麹を使用しているので後味が不思議と軽快。

ナサケジマ 鬼

■情け嶋 鬼ラベル

芋焼酎と麦焼酎のブレンド焼酎。やや芋焼酎の比率が高いです。芋の甘みと麦の香ばしさの好バランス焼酎。

代表的な4種類を紹介させていただきましたが他にも樽貯蔵酒などもあります。当社では扱いが無いのでご紹介は割愛。

蔵の中を見学させていただきました!

八丈興発
原料処理は坂下酒造同様にドラムで。
八丈興発
麹は樫立酒造同様に自動製麹機で。

こちらは小ぶりです。

八丈興発
蒸留器。
八丈興発
貯蔵庫。奥では樽貯蔵。
八丈興発
最近導入したラベルを貼る機械。
八丈興発
蔵の全景
八丈興発
蔵の全景
八丈興発
この日は島レモンリキュールの瓶詰作業をしていました。

作業を見ていると見覚えのある顔が・・・

農山盛皓さんと遭遇!

実は数日前の笑酎フェスで一緒でしたがお互い忙しく全然話せて無かったのですが、まさか数日後に八丈島で会うとは(笑)

思わず記念写真を。

八丈興発
農山盛皓さん(右)

農山さんは島レモンリキュール エイトの開発の他、錦糸町の割烹店「坊々樹」の店主でもあります。ちなみにこのリキュール、メチャクチャ美味いですよ。

ご興味ある方はこちら

情け嶋は善友さんの営業力もあり、今では全国区の銘柄であり知名度が高いです。GI東京島酒でも先頭に立ち、中心となっています。とはいえ脇を固める銘柄も超個性的。

規模感は小さいですがこれだけの個性の集合体である東京島酒はこれからも注目です。GIの指定を受けたという事でまさに「東京の地酒」として認められました。東京で商売をしている当店も継続的に東京島酒を応援してまいります。

■八丈興発株式会社

東京都八丈町三根1299

HP:http://www.hachijo-oni.co.jp/

■東京島酒ラインナップはこちら

~出張を終えて~

東京島酒がGI指定を受けてからは初の八丈島訪問。

今まで貢献されてきて山田屋店主、山田社長と飲めたことはとても素晴らしい時間でした。前線で東京島酒を応援していこうと改めて覚悟を持てました。ありがとうございます。

4蔵訪問しましたが、八丈島という島にありながら規模感や味わいの違いがこんなにも違うのかと驚きます。GI指定は更なるモチベーションのUPにもなっているそうで今後の飛躍に期待しかありません。

今回訪問のきっかけを作ってくれたBar cacoiの大場さんにも改めて感謝を申し上げ、共に八丈島を離れました。

ちなみに・・・

帰りも天候が悪く、東京からの便が着陸できず上空で待機。着陸できなければ羽田に引き返す=帰れない。という来た時よりもヒヤヒヤした時間を過ごしましたが30分遅れで何とか着陸してくれたので無事帰れたのでした。

八丈島へご旅行の予定はゆとりを持った方がいいかもです(笑)

ひょうたん

八丈島のお洒落な観葉植物を販売しているお店で見つけた瓢箪。当社のロゴは瓢箪なので思わずディスプレイ用に購入しました。