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1月11日は「樽酒の日」 店頭にて樽酒の量り売りを開催

  • 2024/01/11
  • katidoki

1月11日は「樽酒の日」 にちなみ、毎年店頭で樽酒の量り売りを開催しています。今年で14年目 になります。

2024年の初め、酒の原点は「樽酒」だった。ということで、まずは樽酒について知っていただきましょう。

樽酒とは日本酒を木製の樽に入れたものです。神社などでは日本酒の銘柄が書かれた飾り樽(菰樽)が奉納されているのを見たことがありませんか?それが樽で中に日本酒を入れると樽酒になります。

結婚式や野球の優勝祝賀会などの場面で木槌で「よいしょー」という掛け声とともに叩いて酒が飛び散る光景があります。これは樽酒の蓋を開ける(開く)ことから鏡開きと言われます。ちなみに鏡開きは正月にお供えした鏡餅を割って食べることの意味であり、樽酒の蓋を割る事とかけたんですね。餅を食べる(鏡を開く)日、1月11日を樽酒の日にしてしまったのも納得です。

さて、本題です。

日本酒が今のように瓶に入って流通したのは明治時代とされています。それまで日本酒を入れていたもの、それが木樽だったのです。

樽廻船

江戸時代、酒造りが盛んだった兵庫県・灘。他にも兵庫県・伊丹や大阪府・池田など酒造りの中心はめっぽう上方でした。そこで出来た日本酒を樽に詰め、樽廻船という専用の船で江戸まで運搬していました。

100万樽

多い年で4斗樽(72L、一升瓶40本分)を100万樽も運搬していたそうです。

樽の香り

出来立ての酒を樽に詰め、江戸につく頃には木の香りが酒に移りなんともいえない味だったとか。

現在では一定期間樽に入れ、香りが付いたところを瓶に詰め商品化されている樽酒ですが、酒の勝鬨店舗では毎年1月11日の樽酒の日にちなみ、樽酒の量り売りをしております。

樽酒ラベル

歴代の樽酒オリジナルラベル

今回で14年目となり、毎年違う酒蔵の樽酒を提供し、地域の方にご好評いただいております。

樽酒ラベル

今年も酒の勝鬨オリジナルラベルで誂えました。

今年は、限定30本。新春を樽酒で迎えてみませんか。

樽酒量り売り

綺麗な樽色がついています。

剣菱の樽酒

剣菱樽酒2024 600ml 2,300円(※店頭販売のみです)