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For飲食店 ワイン会のつくり方(酒屋の仕事の裏側お見せします)

  • 2023/05/01
  • katidoki

酒のかちどき増岡です。2023年2月18日(土)小川町「蕎麦といろり焼 創」さんにて。山形県 高畠ワイナリーのワイン会を開催しました。今回はワイン会が開かれるまでの経緯を「ワイン会のつくり方」としてまとめました。

ワイン会のつくり方

ワイン会とは

飲食店にて行われるワインイベントです。ワイナリーの営業、造り手がテロワール(ワインの造られる土地、造る人、造られる気候のこと)などをお話します。その話を聞きながら飲食店様の料理とワインで食事を楽しむことができるイベントです。

飲食店様からのQ酒屋のA、イラスト+Q&Aで解説していきます。

アポイント

Q:ワイン会に開くために費用はどれくらいかかりますか?

A:来場するワイナリー様、当社に対する「別料金」はございません。ただ、お使いになるワインは通常通り当社より仕入れていただきます。ワイン会用として価格が安くなることはございませんので、ご注意ください(通常価格と同じです)また、残った分があっても返品は承りません。(未開栓でもそのまま仕入れて頂きます)

※お店でワイン会参加をお願いするワイナリーのワインを使っている前提でないとワイン会は開けません。

Q:ワイン会を開催するにあたり、どんな段取りで進めていけばできますか?

A:まずは担当営業へご相談ください。日程、お酒、料理など打合せいたします。その後、ワイン担当と確認のうえ造り手様のアポイント、打合せの場を設けます。

告知

Q:打ち合わせから開催までの準備に必要な時間はどのくらいですか?

A:遅くても開催日から約1カ月前には告知開始した方がいいでしょう。事前打ち合わせは告知日から1週間~2週間前くらいみれば間に合うと思います。ただワイナリー様のスケジュールをおさえなければいけないので、余裕を持った日程がいいでしょう。

Q:会費はいくらにすればよいですか

A:通常のコース料理代+ワイン代になりますが、利益をどれだけのせるかはお店様のご判断になります。ただあまりに高いと集客に影響が及びますので、通常の客単価からご判断ください。一般的なワイン会の平均は1万円です。

ワインの選定

Q:ワインは何を使えばいいでしょう

A:ワイン担当が相談にのります。定番メニューにプラスアルファとして、目玉ワインとして高価格帯を入れたり、季節ワインを入れて幅を広げるといいでしょう。

ペアリング

Q:料理の決め方が分かりません

A:ワイン担当が相談にのります。定番メニューにプラスアルファとして、季節の料理、出品するワインとの相性も見てワイン会限定メニューがあるとベターです。

備品準備、確認、顔合わせ

Q:ワイン会を開催するにあたり、必要、あった方がいい道具などはありますか?

A:★グラスを多く使用します。最低で参加人数×2脚(白、赤用)が必要です。スパークリングワインを使用する場合は、スパークリング用もあればベターです。(破損のための予備グラスもご用意ください。) ★説明に使用するプロジェクター、パソコンがあればベターです。その際は投影するスペースが必要ですので確認が必要です(画面を移せる白い壁など)

Q:ワイナリーの方とお話したことが無いのですが大丈夫でしょうか?

A:開催前の事前打ち合わせでお話できますので、ご安心ください。直接会えない場合は、zoom等使用して顔が見える場を設けます。

当日のオペレーション

Q:ワインに慣れてませんが大丈夫でしょうか?

A:ワイン担当がフォローしますのでご安心ください。開催中、ワインのサービスフォローもいたします。

絆

ワイン会における酒屋の役割

「飲食店」「ワイナリー」「飲み手」三方良しとなるよう、人と人との繋がりを広げていきます。
飲食店、ワイナリーの日程調整、おすすめワイン、料理の相談アドバイス、全体的なフォローができます。

ワイン会
2023.02.20.蕎麦といろり焼 創様ワイン会の様子

参加者から「美味しかった」「楽しかった」と好評。得意先、ワイナリー、酒屋、飲み手。人と人との繋がりよい会になりました。

蕎麦といろり焼 創様ワイン会当日のお料理とワインリスト(会費:8千円)



前菜三種(板わさ、ポテトサラダ、菜の花酢味噌)
×
ワイン:嘉スパークリングワイン シャルドネN.V.



刺身盛り合わせ(舞鶴めじ鮪、青森水蛸、兵庫ほたる烏賊)
×
ワイン:亜硫酸塩無添加シャルドネ2021



煮込み (北海道ラム肉、根菜など)
×
ワイン:高畠クラシック メルロー&カベルネ2019



クレソンサラダ、出し巻き玉子、珍味盛り合わせ(豆腐味噌漬け、酒盗クリームチーズ、鮭すじこおろし)
×
ワイン:高畠クラシック メルロー&カベルネ2019



もり蕎麦
×
ワイン:亜硫酸塩無添加マスカット・ベーリーA2022



珍味盛り合わせ
×
ワイン:高畠ゾディアック シャルドネ ナイトハーベスト2021



チーズ三種・レバーパテ バケット添え(ゴルゴンゾーラ、ミモレット、パルミジャーノ)
×
ワイン:高畠アルケイディア セレクトハーベスト2018



お新香(秩父しゃくし菜、秋田いぶりがっこ)
×
ワイン:高畠 氷結搾りデラウェアN.V

日本ワインの利点
・ラベルも日本語、産地も分かりやすいので取り組みやすいです。
・和食に合う、料理の邪魔をしない優しい味わいのワインが多いのでオススメです。
・今回出品したワインは勝鬨酒販株式会社でも購入ができます。

ワイン会を開きたい飲食店様は弊社営業担当までお問い合わせください。

※弊社にて定期的にご購入いただいている銘柄のワイナリーでないとご案内できません。予めご了承ください。