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今月ピックアップ酒「月の井 和の月」

  • 2022/12/15
  • katidoki

酒のかちどきトネガワです。
今月ピックアップするお酒は茨城県月の井酒造の「和の月 生もと純米80」です。
前回、ご紹介させていただいた農口 観音下に続く、大人でビターなお酒です。

かちどき2022.12
飲食店様にお配りしている会報誌かちどき12月号より

日本酒担当堀口のコメントです
2004年から醸し続けている和の月には先代の「身体に優しい日本酒造り」という強い想いがあります。その想いから有機米を使用していますが、そこに生もと造りの第一人者、石川達也杜氏が加わり酵母無添加での醸造となりました。ナチュラルな和の月を是非お愉しみください。※お燗の際には少しだけ水を加え、アルコール度数を下げてお燗をつけてください。

月の井酒造石川杜氏のコメント(一部抜粋)です
生もと造りの酒の特徴は表面的な味ではなく、緩衝力にあります。緩衝力とは、味の成分や刺激を和らげたりまとめたりする力の事で、アルコール分が高くてもそれほどキツく感じませんし、加水をしても水っぽさや薄さを感じません。また、どんな食べ物もその包容力で幅広く受け止め、食の場を豊かに盛り上げてくれます。現在主流の味わいとは対照的な酒ですが、舌や鼻を悦ばせるだけでなく、自然からもたらされた余韻を心と身体に響かせます。

和の月と白和え

晩酌にて飲ませていただきました
毎週、一回以上は購入している品川区不動前の居酒屋「もんぱち」さんのテイクアウトはプラスチックケースに入って250円~500円くらいの価格でいろんなおつまみから丼ものまで販売されているのですが、どれも美味しいです。お皿に盛り付ければこの通りちゃんとしたおつまみの完成です。今回合わせたのは『柿と春菊の白和え』です。料理番組でも取り上げられていましたが、柿と春菊の組み合わせはほんとに美味しいですね。秋冬な季節感も感じられて大好きなおつまみです。

少し話がそれましたが、お酒に戻ります。

裏ラベル

割り水燗をしてみました
裏ラベルに書いてある表記どおり、酒3:水2で割り水燗をしてみました。
ん?てことは、割り水燗をするとどれくらい飲めるんだろう?という計算をしてみました。

酒3:水2
酒:1800ml 水:1200ml
=3000ml
酒:720ml 水:480ml
=1200ml

かなりお得に飲めますね!そんなに安いお酒ではないですが、この分量を考えると、晩酌好きにはもってこい!の商品です。飲食店の方も割り水燗を使えば、お得で提供しやすいのではないでしょうか。
私の場合、イエノミにて150mlの酒と100mlの水を計量カップに入れてから徳利へ注ぎました。徳利の9割くらいのところまで入ってちょうどよかったです。そして計量カップの注ぎ口がおちょこに注ぎやすい!この割り水する行為もコーヒーをいれる時のような準備的楽しみがあります。「わざわざ割り水してからお燗する」という方もなかなかいないでしょうから、玄人向けのお酒ですね。そこも良さのひとつです。

今時期はやはりお燗がいいですね
冷やでも昔のながらのお酒らしい感じで悪くないのですが、今は寒いので体が冷えます…やはり燗の方が美味しいですねこの時期は。ビターで大人の味、米の柔らかい旨味と酸が同居して、食事とすごく合いました。(熱燗~飛び切り燗50度以上)熱めにつけると酸が立ちますが、酸が苦手な方はぬる燗~上燗(40~45度)にすると酸が弱まり、柔らかい旨味が残ります。この辺の飲み方は、好みで決めていくのがいいと思います。どちらも美味しいです。ソーダ割はさすがにこの時期試すのもためらいますが、温かい季節に試してみたいですね。

なのつき

茨城県月の井酒造店
和の月(なのつき)生もと純米80
原料米:有機栽培美山錦80%
アルコール度数:20%
1800ml 4,400円
720ml 2,200円

もんぱち
〒141-0031 東京都品川区西五反田5丁目1−16