当社のインボイス番号はT7010001040392です。

2018.07.06. 惣誉勉強会

  • 2018/07/06
  • katidoki

先日、7月6日(金)は栃木県惣誉酒造様の秋田杜氏、営業大塚氏をお迎えして『惣誉(そうほまれ)』社内勉強会を行いました。 

惣誉勉強会

日本酒担当堀口からの説明 

惣誉勉強会

秋田杜氏(写真右)から惣誉の歴史のムービーなどを鑑賞しながら説明頂きました。 

惣誉勉強会

今回は初のビデオ撮影も決行しました。 

惣誉勉強会

惣誉酒造について 
創業明治5年 
仕込水:栃木県鬼怒川水系の軟水 
使用しているお米:兵庫県産特A地区産山田錦6割、五百万石1割、あさひの夢3割 

惣誉勉強会

酒造りのモットーは 
『良い原料を使い、人が手を掛けて丁寧に醸す』 
ことです。 
 
麹からすべて手作業で行っています。 

惣誉勉強会

兵庫県産特A地区、主に東条町、吉川町の山田錦を使う理由 
 
●お酒が造りやすい。
・吸水が適度に早い。 
・粘土質土壌のため、良質なお米を作れる。 
・心白力の高い麹が造れる。 
 
●お米の値段は1.5倍程高い。 
それでも良質な山田錦を使いたくても使えない酒蔵が多いです。 
そんな中、昔から人と人の関係で米農家さんと繋がってきたため、不足なくお米を提供していただけることが可能になった惣誉酒造さん。 
 
●五百万石などは50%以上削ると心白に届いてしまうけれども山田錦は心白が小さいため35%くらいまで磨ける。
タンパク、苦味が少なく、雑味が少ないお酒が造れる。 
 
■生もと仕込みへのこだわり 
 
●深みのある香り、軽やかで複雑、余韻の長い味わい。時と共に成長するエレガントなお酒が造れる。 
●山廃特有の香りがなく、きめ細やかな味わいを追求できる。 
●速醸にはない味の厚み、熟成しても劣化しない。 
 

惣誉勉強会

スタッフの質問なども交えてから、
試飲に移りました。
 

テイスティング

生もと仕込 特別本醸造 
ハリと旨味、キレの良い軽快辛口。 

生もと仕込 特別純米 
旨味とコクが味わえる。すぐに飲まずに熟成させてから飲んでも美味しいかも。 
 
生もと仕込 純米吟醸 
熟成の旨さが一番わかるお酒。 
グンとくる押し味。深い味わい。お燗もGOOD! 

生もと仕込 純米大吟醸 
香りが豊か。ブルゴーニュグラスで飲むのもまた格別です。 
有名なワイン評論家ロバート・パーカーjr.氏がパーカーポイント92点をつけています。 
 

惣誉勉強会
惣誉勉強会

まずはワイングラスで冷酒をいただき、その後平盃でお燗でいただきました。
 
秋田杜氏が力説する山田錦のグンとくる味(押し味)を肌で体感できました。
 
『安いお酒はお燗向きである。と言われることがありますが、本当に良い熟成を経た高いお酒をお燗するとまた格別な味わいです。』 
と営業 大塚さんからお言葉も頂きました。 
 
丁寧にこだわって造った惣誉を是非、ご賞味下さい。 
かちどきでは『生もと仕込 特別純米(ネット販売< 1800ml / 720ml > と店頭販売)』と『生もと仕込 純米大吟醸(店頭販売のみ)』を販売しております。
 

惣誉勉強会

最後に記念撮影。 
惣誉酒造、秋田杜氏、営業大塚さんありがとうございました!