勝鬨酒販株式会社

酒のかちどきトネガワです。「目には青葉山ほととぎす初鰹」江戸中期の俳人・山口素堂の詩です。先日、ラジオで聴いて知りました。新緑の美しい季節、公園に行けばホトトギスの鳴き声、魚屋に行けば「鰹が美味しいですよ！」と勧められて購入し、食べたら何とも美味しい。これにピノ・ノワールを合わせてみました。江戸時代の人とも同じ景色を楽しめている感じがする詩で良いですね。

最近は小鳥のさえずりも聞こえ、暑い日でも湿気がなく、とても気持ちいいですね。

ともすると、あとは締めの初鰹のみ。

「今、鰹いいですよ！」魚屋で勧められて購入しました。シャントレーヴのピノノワールに合わせてみたいと前々から思っていた鰹。刺身かたたきか迷いましたが、今回は刺身をチョイス。

お刺身は魚屋さんで切ってもらいましたが、実に美味しかったです。やはり決め手は包丁でしょうか。断面がとても綺麗で口当たりよく美味でした。少し、いい包丁が欲しくなりました。

ワインは梅やスミレのようなニュアンス、軽快な酸味があってエレガント、和風な鰹にもすっきりとして合いました。つるんとした食感の鰹の刺身に、良く冷えたピノ・ノワールがたまりません。このピノノワールはとてもスタンダードな味わいなので、いろんな和食にも合わせてみたいワインですね。淡い赤色に優しい赤色の料理を合わせてみてください。

シャントレーヴ ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2018

750ml ￥3,080（税込）