SAKE TECH LAB 2017
こんにちは、柳澤です。
ちょっと前の話になってしましますが、6月4日(日)に南青山スパイラルにて「SAKE TECH LAB 2017 ~日本酒x最新技術x映像芸術」が開催されました。
イベントの趣旨は、
世界初の「ニオイ可視化」サービスを国酒「日本酒」を通じて、全世界に発表いたします。また、日本酒(SAKE)の次世代に展開する新しい販売・購入スタイルを精鋭の蔵元を通じて体感していただくこともできます。当日、会場内では最先端テクノロジーとの融合が映像芸術とともに彩られます。今回は特別に文化庁の交流使で世界的メディアアーティスト「Naoko TOSA」氏の日本初お披露目となる作品も映させていただくこととなりました。
感性を研ぎ澄まして「日本酒」「香り」「ビジュアル」を感じあえる未体験イベントとなっております。
です。
と、これはとにかく行ってみなければ分からない!ってことで、利根川と2人で行って参りました!
会場に入るには、スマホアプリがチケット代わりという徹底したハイテック。そしてイベント用のアプリをダウンロードして、いざ会場へ。すると既に人だかり。後でわかったんですが、最初のスペースで器に入ったお酒をひしゃくですくって飲むコーナーは、ブラインド・テイスティングのコーナーで、美味しかったのを答えるところだったようです。余りにも人が多かったのでスルーしてしまいました。
さて、当日参加していた酒蔵さんは以下になります。
山丹正宗(愛媛)
四季桜(栃木)
光武(佐賀)
東薫(千葉)
本州一(広島)
臥龍梅(静岡)
不動(千葉)
野武士(愛媛)
日下無双(山口)
鬼佐左(福井)
肥前蔵心(佐賀)
今代司(新潟)
ってことでまずは、当社でお取引のある所から行ってきました!
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日下無双ひのしたむそう
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当店でも取り扱う、協会八号酵母 純米80 と、協会八号酵母 生もと純米60 西都の雫 25BY を頂きました。以前も飲んだことがありましたが、熟成の香ばしさと酸味がとても旨い!こうやって冷えた感じもなかなか良し。それと、知らなかった発泡にごりが出品されていて、これが辛口の後味でスッキリとしてて美味しかったです。
そして、なかなか見慣れない赤い瓶に入ったお酒があったのですが、とにかく目立つようにと赤くしたようです。
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臥龍梅がりゅうばい
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当日は純米大吟醸酒の酒米違いのシリーズものを出店しており、製法は全て一緒で酒米の違いを純粋に愉しめる、貴重な体験ができました。当店で取り扱いのある ☆【日本酒】臥龍梅(がりゅうばい)純米吟醸 に通じる綺麗な舌触りに加えて、リッチな旨味があって、それぞれ超美味かつ、贅沢な味わいでした。
上のグラフィック模様のようなものが、「ニオイ可視化」したもので、最初にダウンロードしたアプリを起動して気に入った銘柄のグラフにスマホでかざすと、近い酒質のお酒を紹介してくれるという仕組みです。
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肥前蔵心ひぜんくらごころ
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以前、佐賀県の試飲会でお会いした矢野元英さんの奥様、あさ美さんがブースを担当しておりました。まずは、自分で買って飲んでいたけど改めて ☆【日本酒/夏酒】肥前蔵心(ひぜんくらごころ)特別純米 超辛口 を頂きました。今年のお酒には、北海道産酒造好適米「きたしずく」も使用しており、なぜこの酒米を使用したのかお聞きしたところ、佐賀県の幾つかの蔵元さんと共同で「きたしずく」を購入したそうで、そうすることで現在人気の北海道産の酒米を確保でき、コストも抑えられるとのことでした。蔵元さん同士での協力体制は、こういったところにもあるのかと勉強になりました。その後は、☆【日本酒】肥前蔵心(ひぜんくらごころ) 生もと純米酒 1800ml、☆【日本酒】肥前蔵心(ひぜんくらごころ) 特別純米酒 1800mlといただきましたが、通じてスッキリ、軽やかな味わいで、やっぱり好きです。
上の写真は、最新技術による映像です。
今回は普段の試飲会とは異なり、有料イベントってことで、注いでくれるお酒の量が多く、早い段階で出来上がってしまいましたが、何とか全ての蔵元ブースを周ることが出来ました。そんななかでは、「野武士」さんのしっかり味にがっつり辛口の味わいが印象深かったです。あと、デンマーク産のチーズがとても美味しかったな。