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週に一度は蕎麦を食う。いつからか忘れたけど習慣です。
蕎麦前つまんで呑むお酒。これがいい。

と、いったところで、行った蕎麦屋と、呑んだお酒をだらだらと紹介する「そばにさけ」第十六回は「小淵沢 蕎麦 Hajime」さん編です。

昨年に引き続き、とある知り合いの家族旅行に今年も参加することになった。昨年の伊豆からは真逆の山間・八ヶ岳へと、寒さを想定しての旅になった。しかし、現地に入っても雪はほとんどなく、よく言われているように暖冬、雪不足はここも一緒のようだ。小淵沢の駅に到着してさっそく予習しておいた蕎麦屋へとタクシーに乗り込むがしかし、現地近くになったところで優しめのタクシー父さんが「あれ休みだなあ」と、ポツリ。

またもか!これで何回目なのか忘れたが、まったく学習せず事前確認しない方も悪いが、情報と違うじゃないか。が、しかし、こんな時のための予習は怠らない自分はすぐに「確か近くにもう一軒ありますよね」と店名をタクシーお父さんに伝えると「あ、分かります」と車を走らせすぐのところで「今度はやってますね」の言葉にほっとする。

タクシーを降りロッジのようなお店の入り口に来るとコース料理しかないとある。そうなのです、こちらのお店はフレンチ畑のシェフによる蕎麦屋で、店内の作りなども蕎麦屋と思えない、実にリッチな空間。コース料理を承諾し、席を案内していただくが、フレンチ風で酒はあるのか?と心配だったが、多数のワインメニューの裏面に日本酒を発見して、再びほっと。

コース料理もたまにはいいもんだ。なにせ何にするか悩まなく済むし、あれにしとけば良かったみたいな後悔もない。なのでお酒をじっくり頼むだけだ。メニューには「本日のおすすめ」もあるが、まずは地元の地酒として唯一のメニュー酒「谷桜 生いき」からいってみた。すっきりフルーティーでさっと飲み干してしまったころ、ちょうどよく一品目「むがごの炊き込みごはん」が登場。こんなの人生で食べたことないなと思いつつ、続けて本日のおすすめから「磯自慢 吟醸」ヘ。

お酒が出てくると同時にコース外でおススメされた「北海道産生ガキ」が登場。やや小ぶりで身が引き締まった食べやすくて、充実な味わいだ。続けてコース二品目「鴨ロースト、干し柿にチーズが入ったの、セリだったかな?和え物」が登場。干し柿はあまり得意ではないが、チーズが入ってると不思議となんかうまい。さらに三品目「トマトの茶碗蒸し」だそうだが、見た目は卵のような黄色いだけ。だけど食べるとトマトの味がしっかりする。なんとも不思議な気分。

そして四品目に「本日のそば第一弾、温かいそば」が登場。真ん中に手作りがんもが乗って、さっぱりとしたツユとミツバとの爽やかなハーモニー。ここでお酒がまたもなくなってしまったので本日のおすすめからもう一品「三千盛 純米大吟醸」を追加注文。

 

三千盛(みちさかり) 純米大吟醸

辛口「三千盛」のスタンダードと言える純米大吟醸。

飲み口はとにかく軽快で、さらっとしたのど越し。人生で初めて飲んだ時は、その軽快さに驚きました。

香りも落ち着いているので様々な料理との相性も抜群。

冷やして飲むの印象ですが、じつはお燗も美味しいんです。

1800ml

3,300円 (税込み)

100520

*価格表示は【税抜き】です。

価格の下にある数字は商品番号です。
お電話・FAXでのご注文時はこちらの番号をスタッフにお伝えください。

TEL:03-3543-6301 FAX:03-3541-5705

料理はまだまだ続き、五品目「レンコンとサツマイモの天ぷら」。ころもはほとんどない素揚げ的な感じで、唐揚げ風天ぷら。サツマイモはたぶん安納芋と思われ、かなりの甘みが広がりますが、焦げた感じとの相性が素晴らしかった。

そして最後に本日のメインおそばが登場。こちらは最初に数種類から選べる方式で、自分は「鴨汁」連れは「ゴマダレ」でございます。一品目のそばもそうでしたが、細目に刻まれ、味は濃密、のど越しも軽快、歯ごたえはやや柔らかめ、だけどぼそぼそ感は無しという、完璧というよりはなんか新しい感触。鴨汁にはネギと焼きナス、焦がしたゴマなどが混ざっていて香ばしくて、濃密だけどさっぱり感もある、こちらもなんか未体験な世界でした。

そして最後に出てきたデザートは「キャラメルアイスとりんごのコンポート」と、普段の蕎麦屋ではありえないフレンチならではな一品でした。

今回の蕎麦屋チョイスは他店の休みから始まったわけですが、そんなこともすっかり忘れてしまったくらいの充実、満足なひと時でした。ランチコースはこれで2600円と全然高くないと思うが、いかんせん飲みすぎた、お会計はそこそこいっちゃいましたが、特別な時には最適なお店でありました。