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週に一度は蕎麦を食う。いつからか忘れたけど習慣です。
蕎麦前つまんで呑むお酒。これがいい。

と、いったところで、行った蕎麦屋と、呑んだお酒をだらだらと紹介する「そばにさけ」第八回は「岡崎 蕎麦や 口福」さん編です。

少し遠くの宿へ向かう途中、恒例の蕎麦屋立ち寄りをする。宿への最短ルートではないが、遠回りしてまで行きたかった。ようやく最寄り駅に到着したが、開店時間が迫っていたのでタクシーを選択。タクシー乗り場に停車中の一台に乗り、年配運転手に行き先のお店を伝えると、「あぁ、それは私は行けないとこだなあ」と、驚きの呟き。不意を突かれた返事に戸惑い、違うタクシーへ乗換えなければならないのかと思ったが、どうやら、おじいちゃん運転手は「その店は知らない」と言いたかったようだ。

その後、お店の電話番号からナビで検索し、おじいちゃんタクシーのまま無事にお店に到着できた。すると開店時間から10分程度遅れたにもかかわらず既に待ち客がいて、どうやら一巡目には間に合わなかったようだった。まあそれはそれでしょうがないので、待ち名簿に名前を記入して外で待っていると店からスタッフが登場し、メニューが渡された。しばらくすると再び道場し、オーダーを確認してきた。待ち時間中に注文を受けてくれるということは、席に着いてからはそんなに待たされないということだろう。なかなかのオペーレトである。

「ニシン煮」と「たたみいわし」そしてランチメニューの「天丼セット」と「辛味大根そば」を注文し、20,30分待ったところでようやく席に通された。そして予想通り、席に着くとさっと頼んでおいたお酒「三千盛 純米大吟醸」と「たたみいわし」が提供された。

三千盛(みちざかり) 純米大吟醸

近県という事で使われていると思うが、蕎麦屋に限らず、究極に食中酒という印象のこちらのお酒。

改めて頂くと、スッキリx10ぐらいの超絶軽快な舌触りと、程よい吟醸香。後味も軽やかに爽快な飲み口。

こちらのお店では冷酒での提供でしたが、実はお燗にしてもふくらみが出て美味しんですよね。

一年を通して万能な、料理を引き立てる慎み深いお味です。

1800ml

3,000 円

100520

*価格表示は【税抜き】です。

価格の下にある数字は商品番号です。
お電話・FAXでのご注文時はこちらの番号をスタッフにお伝えください。

TEL:03-3543-6301 FAX:03-3541-5705

駿河湾産だという「たたみいわし」は、とても肉厚で、おろし醤油と食べると、とてつもないうまみ成分が口いっぱいに広がりますが、そんな時の「三千盛」はちょうど良く後味を流してくれる。「ニシン煮」は、いわゆる「身欠きニシン」ですが、身がギュッと引き締まった燻製的な触感と、甘辛の味付けが上品でクセなく頂けました。

そしてシメの蕎麦が登場して一瞬固まる。オーダーの際に確認したつもりだったが、「辛味大根」は思っていた「せいろ」ではなく「ぶっかけ」だったのだ。でも見た瞬間にこれは旨そうと思い、逆に良かったかもと思いさっそく頂くと、超旨いじゃないか!辛み大根おろしと鰹節、カイワレなどがたっぷりトッピングされていて、そばつゆとの融合が素晴らしい。蕎麦はぴしっと引き締まりつつも、上品さがある。

一方、連れが頼んだランチは、「せいろ」と「天丼」あと「小鉢」「お新香」「水ようかん」がセットになっている。毎日十食限定という「十割そば」には間に合わなかったが、おそらくニハと思われる丸ぬきは、「十割」に匹敵する旨味と香りがありつつ、しっかりした食感と上品さは変わらない。特筆すべき点は、「天丼」の量が絶妙。小さめの海老天や野菜天に下にはご飯はほんの少し。セットの天丼はこれくらいでちょうどいいんだよね。こちらも上品なたれの味と素材の良さが伝わる天ぷらでありました。

店を出ると外にはまだ待っているお客さんが結構いた。家の近くにあったら、毎週のように来たくなるんだろうな。この辺の人達がほんとに羨ましい。でもきっとまた来れるような気がしている。

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