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週に一度は蕎麦を食う。いつからか忘れたけど習慣です。
蕎麦前つまんで呑むお酒。これがいい。

と、いったところで、行った蕎麦屋と、呑んだお酒をだらだらと紹介する「そばにさけ」第七回は「雑司が谷 そば処 和邑」さん編です。

またもパン好きから「パン祭り」が開催されているとの情報があり、池袋へと行くことになった。と、その前の昼飯にと幾つかの候補から向かったのは、都電も走る雑司が谷のお蕎麦屋。近くには安産や子育(こやす)の神様である鬼子母神をお祀りするお堂として知られる鬼子母神堂があり、参拝客も結構来ていた。しかし最近知ったことなのだが、この鬼子母神って奴は、もともと幼い子供達を捉えては食べていた鬼女だったそうで、お釈迦様に教化されて仏教に帰依してからは、子供の守護神になったらしいですが、実は人喰いだったのです。よく見ればなんか怖い顔してるし、恐ろしや。

そんな寄り道をしつつ、駅から数分歩くと目的のお店にたどり着いた。店内は4人席が3つに2人席が1つのこじんまりとした感じで、お座敷もある。入った時は満席だったが、すぐに空いてホールのお母さんに座敷席に通される。早速メニューを眺めると「鴨ウインナー」の文字に目が惹かれてしまうが、ここは定石通り「鴨焼き」「味噌焼き」、そして「天ぷら盛り合わせ」で行ってみよう。そしてまずいただくお酒は、こちらのお店の推しと思われる新潟の「かたふね」だ。この季節ということでしぼりたてを出していただいたが、実にまとまりあるジューシーで旨口のお酒でした。

そして、もうひとつ気になっていた米焼酎を注文すると、「飲み方は、水割り、お湯割、ソーダ割りとありますが」と来たので迷わずソーダ割りをチョイス。すると出てきたお酒は「酒粕焼酎 繁桝」の4合瓶とソーダの500ペット。そしてお母さんが、「焼酎はお一人様1合までですが、見なかったことにします」と、人間性重視セルフサービス方式であった。

繁桝(しげます) 大吟醸 酒粕焼酎

酒粕焼酎にソーダ割りは鉄板で旨い。しかも当店に幾つかある酒粕焼酎の中でも、「繁桝」は香り穏やかでクセがなくスッキリタイプなので、蕎麦や蕎麦前に実に合う。

用意されたソーダ水は、佐賀県のメーカーのもので、福岡県朝倉氏の鉱水で作らものでした。最近思うにソーダ割りは、使うソーダによっても味が変わのるのではと思い、通販で色々取り寄せては試していますが、ソーダ水って九州産がなぜか多いんですよね。こちらのソーダ水は、きめ細かい炭酸で、すごく強くはないけど「繁桝焼酎」との相性は抜群でした。

720ml

1,111 円

115222

*価格表示は【税抜き】です。

価格の下にある数字は商品番号です。
お電話・FAXでのご注文時はこちらの番号をスタッフにお伝えください。

TEL:03-3543-6301 FAX:03-3541-5705

「焼き味噌」は鰹節風味が効いた旨味系のもので、量はそこまでありませんでしたが、それくらいで丁度いい感じ。「鴨焼き」は、タレと塩がチョイスできましたが、タレを選択。厚めにカットされた食べ応えあるもので、ちょっとレバー風味でした。これはこれで美味しいけど、やはり鴨ウインナーが気になるなあ。

「天ぷら」は、頭付きの海老が一本と、野菜が数点で、海老天の身の部分がすごく旨味が出ていました。カリッと揚がった頭も、エビミソと絡んで酒が進んでしまうが、締めに注文した蕎麦が出てきた頃、もう下げても大丈夫ですかと、「繁桝」は持って行かれてしまった。コイツ、すげー飲むなと思われたに違いない。

蕎麦は、「せいろ」と「白雪」を頼もうとしたが、「白雪」は売り切れということで残念ながら「せいろ」を1枚ずつ。他に「ひきくるみ」や「季節の変わり蕎麦」などもありました。「せいろ」は全て十割での提供のようでしたが、やや太めのながら、つるっとした食感と濃厚な蕎麦の香り、食べ応えのあるものでした。蕎麦のつゆは、オプションで味が選べたので、「辛味大根」と「ゴマだれ」をチョイスしましたが、「ゴマだれ」はくるみの様な濃厚な味で旨かった。

他のテーブルのお客さんへ提供が少し遅くなってしまったようでしたが、「海老を捕まえに行ってました」と、お母さん。
ふんわりとした空気の感じる、居心地の良いお店でした。