ピザとワイン / ランブルスコとトマトモッツアレラのピザ
たまの贅沢のピザとワイン。今回もお気に入りのピザ・イタリアンの飲食店『ラ・トリプレッタ』さんへテイクアウトを買いに行きました。秋もすぐそこということで、スパークリングも赤色に。今回、選んだワインはイタリアの珍しい赤色のスパークリングワイン、ランブルスコです。
ランブルスコとは?
イタリアのエミリア・ロマーニャ州で生産される赤色のスパークリングワインです。ランブルスコ種という黒いブドウからできているため、スパークリングワインでは珍しい赤い色合いであることが大きな特徴です。甘み×渋み×酸味のバランスがとれたフルーティーな味わいです。
エミリア=ロマーニャ州ってどんなとこ?
パルマやボローニャがあるところです。サッカーでいうと昔、中田選手が所属していたパルマ、富安選手が所属していたボローニャ。パルマハムやボローニャソーセージが有名な場所です。美味しいハムやソーセージを食べながらワインなんて夢のようですね。車でいうとフェラーリやランボルギーニの本社があるのもエミリア=ロマーニャ州です。

ランブルスコを飲むときは辛さをチェック
ラベルにSECCOとあります。ランブルスコを飲むときは辛さをチェックです。
ラベル表示(読み方) | 残糖度 |
Secco(セッコ) | ~15g/L |
Semisecco(セミセッコ) | ~30g/L |
Amabile(アマービレ) | ~50g/L |
Dolce(ドルチェ) | 50g~/L |
残糖度が高いランブルスコほど甘いということになります。

泡の強さもチェックです
Frizzante(フリッツアンテ)と書いてあれば微発泡、Spumante(スプマンテ)と書いてあれば普通の発泡です。
Frizzante<Spumante 泡の強さ表記です。このワインに関しては弱発泡と書いてあるのでFrizzanteですね。
昔、NHKのイタリア語講座で東儀秀樹さんがエミリア=ロマーニャ州を訪れ、飲食店で乾杯していた時は、ランブルスコを陶器のコップに注いで、お皿に盛られた生ハムと一緒にラフに召しあっていました。価格も安いですし、こんな風に肩ひじ張らずに気楽に飲めるのもランブルスコの良いところです。
ランブルスコに合うピザありますか?
毎回、聞いてしまいますwやっぱり勉強にもなりますので、飲食のプロの意見が聞きたいです。店長さん曰く『トマトソースのものがいいと思います。』『ランブルスコは甘さがあるので、トマトのピザ、モッツアレラで旨味を足しても美味しいと思いますよ!』とアドバイスいただきました。想像するだけで美味しそうなので、このピザに決めました!マルゲリータに水牛のモッツアレラを追加。
エミリア=ロマーニャ州だからか、サラミのピザがランブルスコには合う。と前情報をお店に持っていきましたが、店長さんに聞いてみるとサラミのピザでなくても全然あいますよ!とのことでした。

Margherita Bufala / マルゲリータ ブッファラ
トマトソース、モッツァレッラ、バジル、水牛のモッツアレラを追加

実食です。色合いも鮮やかで見ているだけで美味しそう。
ラ・トリプレッタさんのピザや料理は毎回、驚かされますが、本当に美味しすぎます。旨味がギュッと凝縮されています。このピザにワインが追い付いていけないのではないか。と毎回思いますw
今回、甘すぎないランブルスコとの合わせでしたが、トマトソースとよく合いほんと美味しかったです。このランブルスコはほんのりと甘み×渋み(舌に色がつきそうですがそんな嫌な感じはありません。ぶどうの皮の成分でしょうか)×酸味ですっきりと、アルコールも度数11度と低く飲みやすいワインです。ピザもワインもあっという間になくなっていきました。ごちそうさまでした。

メディチエルメーテ クエルチオーリ レッジアーノ ランブルスコ セッコ 750ml
品種:ランブルスコ・サラミーノ、ランブルスコ・マラーニ
味わい:やや辛口
価格:1,155円(税込)
今回、ご紹介したピザ・イタリア料理店
La TRIPLETTA
東京都品川区小山3-13-12
ワインや日本酒、焼酎を買ってみて、各お酒に詳しそうな飲食店に行き、話しながら合わせていく。という食の楽しみ方もおもしろいのでオススメです。また逆に、飲食店でテイクアウトしたお料理にどんなお酒が合いますか?など、あれば酒のかちどき店舗スタッフにご相談ください!