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週に一度は蕎麦を食う。いつからか忘れたけど習慣です。
蕎麦前をつまんで呑むお酒。やっぱりいい。

と、いったところで、行った蕎麦屋と、呑んだお酒をだらだらと紹介する「そばにさけ」第三回は「佐久市岩村田 磊庵はぎわら」さん特別編です。

大澤酒造での試飲が始まると話も盛り上がり、時間があっという間に過ぎていく。すると、そろそろ昼食行きましょうと真社長が、日本酒にはやはり蕎麦屋でということで、わざわざ席を用意してくれていると言うではないか。蔵元を後にして車に乗り込み、行きには雲で見えなかった蓼科山を見ながら20分程度したところで、ポツンと畑の中にある目的の蕎麦屋に到着した。

車を降りて店構えを見てすぐハッと。もしやここは、と、スマホで確認するとやはりそうだ。行きたいリストにしっかりと入っているお店ではないか。真社長に蕎麦屋と言われた時、もしかしたらと淡い期待はしていたが、まさかその店だとは超ラッキーな状況でしかなく、テンションも更に上昇。

店に入ると女将さんだろうか、笑顔の素敵なお母さんに奥の方へと誘導されると、既にテーブルには幾つかの料理が用意されている。さらに大澤酒造ライナップのほぼ商品と燗セットを持ち込んでもらえ、蔵元での試飲あとがきが付いたこの上ない贅沢なシチュエーション。

用意されている料理というと、名物だという「身欠きにしん」と「野菜サラダ」そして「だし巻き卵」。サラダには「野沢菜漬け」とこの時期でギリギリだという「そばの芽」が添えられている。そして揚げたての「てんぷらの盛り合わせ」もやってきた。てんぷらには、エノキやかぼちゃの他に、この辺りではよく知れている「凍み豆腐」を揚げた珍しいものもある。

豪華な蕎麦前を頂きながら、大澤酒造さんのお酒飲み比べが今一度始まるのです。しかも、燗どうこを持ち込んで頂き、ここでは全てお燗で料理とお蕎麦で楽し見ます。そして数ある銘柄の中から、蕎麦屋で飲みたい、オススメの2本をご紹介します。

明鏡止水(めいきょうしすい) 純米 垂氷(たるひ)

冷酒や常温で飲んだ時の印象は、サラッとした飲み口だけどトロッとした感触で、米の旨みと酸による切れがある感じでしたが、お燗にするとまた違った表情になります。

温めると柔らかな口当たりになって、旨味がふわっと膨らむ、ほっこり旨味酒に変わってきます。
蕎麦前から田舎そば〜丸抜きまで、蕎麦屋の料理全般に合う、正に蕎麦屋のお酒!って感じです。

磊庵はぎわらさんの身欠きにしんや極太の田舎蕎麦にピッタリでした。

明鏡止水(めいきょうしすい) 純米 La Vie en Rose

おじさん世代なら分かるであろう名前が付けられたこちらお酒は、アルコール度数を抑えたいわゆる低アルコールのお酒です。
アルコール度数が低い分、軽やかな飲み口の女性や若者を意識したようなお酒ですが、実はお燗が良いのです。

驚いたのは、料理の一品として出ていたサラダと合わせると非常に相性が良くて、生野菜の味をちゃんと活かしながら頂けるのです。
普通、日本酒の味が強くで野菜の味を消してしまうものですが、なかなか珍しい新発見がありました!
ぜひ、皆様にもお試し頂きたいです。

*価格表示は【税抜き】です。

価格の下にある数字は商品番号です。
お電話・FAXでのご注文時はこちらの番号をスタッフにお伝えください。

TEL:03-3543-6301 FAX:03-3541-5705

美味しい料理で美味しいお酒もどんどんと進んだところでメインのお蕎麦が登場。まずは極太の田舎そば。汁は鰹だしが強めに効いた濃い口味で、太い蕎麦と絡めることで旨さが上昇。続いてできたのは白い色をした蕎麦。つるっとのど越しの良く、腰も効いたお蕎麦で2種類が対極にあるような仕上がり。お蕎麦だけではなく、汁もそれぞれ違うところにこだわりと丁寧さを感じました。

まだまだお酒を飲んでいたいところだが、帰りの電車の時間が迫ってきたのでお店を後にし、佐久平の駅へと向かう。なぜか行きには気づかなかった佐久地区にある13の酒蔵「saku13」のお酒達にお見送り付きです。

この度は色々とお取り計らい頂き、大変お世話になりました!