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見学が終わると続くは一本義久保本店さんのライナップの試飲に入ります。それぞれ試飲した感想をサッと書いてみました。

 

伝心 純米吟醸「雪」

伝心のなかでは一番すっきりとした綺麗で透明感があります。蔵の井戸から湧き出る水は、やや硬めだそうですが、その瑞々しさが反映されたような印象です。

伝心 純米「稲」

「越の雫」を使用した伝心シリーズのど定番。お米の味わいとほんのり感じる熟成感が、なんとなくヨーグルトのような味を感じるんです。お燗も良し!

伝心 本醸造「土」

伝心シリーズ唯一の本醸造ですが、一般的なサトウキビ原料ではなく、自社で蒸留した米焼酎を加えています。軽やかながらもふくよか。お燗が素晴らしい。

伝心 純米吟醸 無濾過 生酒「春」

季節酒シリーズの「春」。今回誰よりも先に試飲させて頂きました。とてもバランスが良く、桃のような味わいでとても飲みやすかったです。大プッシュということで追加発注してきました!発売は2月中旬頃です。

一本義 純米酒

見学した時にも仕込まれていたお酒です。「五百万石」、白山の雪解け伏流水と福井県オリジナル酵母で仕込んだオール福井産。爽やかで優しい口当たりです。

一本義 辛口純米酒

一本義の中でも最も辛口のお酒です。とってもスッキリした料理を引き立てるような味わいとキレ。もちろんお燗も良いです!勝鬨・黒沼のイチオシです!

 

慕古 其の弐

にごり酒の上澄み部分だけを用いて洞窟で熟成させた20年古酒。ハチミツの様な柔らかな甘みがありました。こちら勝鬨・峯岸が前職時代に企画したという逸話が。。

古熟

洞窟で見かけた、伝心 雪の全身である特別純米酒を熟成された古酒。現在では25年以上が経過。古酒とは思えぬ、スッキリと癖のない甘みがありました。

梅の宴

福井産の紅映(ベニサシ) をしようした日本酒8割、焼酎2割によるブレンドベース梅酒。サラッと飲めて、やや強めの酸味がクセになります。

ほやって

伝心「土」でに使用される自家製焼酎があると言うことは、実は焼酎商品もあります。「ほやって」とは、福井弁で「そうだね」の意味だそうです。

吟香梅 般若刀

梅酒に唐辛子を漬けた甘いのに辛い梅酒!そのままストレート、炭酸割りから、牛乳割り、そしてアイスクリームに掛けてと、様々な飲み方、提案が出来る摩訶不思議梅酒!牛乳割りが大人のフルーチェの様な感じで美味しかったです。

 

試飲が終了すると、蔵元の目の前にある直営の店舗を拝見させて頂きました。そうそう、伝心と言えば気になっていたこのラベル。実は全部ピンセットで1枚ずつ手張りしている!と言うのは冗談で、特殊な技術でさっと貼れる方法があるそうです。しかし、知れば知るほど、色々とこだわりのあるお酒なんだなと感銘を受けるのでした。

そろそろ時間も遅くなってきたと言うことで夕食へと向かう前に、久保社長、道林部長とご一緒に「一本義久保本店」の看板前で記念撮影!そして「一本義 純米大吟醸」をお土産に頂き、皆様で福井駅へと再び出発します。

福井駅 浜町 「一燈」

福井駅に到着して本日宿泊ホテルにチェックインして、夕食に御用頂きました「一燈」様へ向かいます。場所は浜町と呼ばれる上品なお店が並ぶエリアにある日本料理屋で、お店の雰囲気も入り口からして上品さが漂います。案内された部屋へ入ると久保社長がお待ちでした。

こちらのお店の店主・倉橋さんは、独学で料理を学び始め探求し、まだ20代の頃に最初の店舗を出店させます。そして、こちらの「一燈」は2店舗目になり、地元福井や近県の美味しい食材を用いた季節の料理が愉しめるお店です。

カキと冬瓜の汁に始まり、お造り、お肉、からすみをまぶしたお蕎麦に、菜の花の炊き込みご飯など、どれも一工夫、二工夫、手間のかかったお料理で感動的でした。そんな素晴らしい料理と一緒に飲む、一本義そして伝心。幸せすぎです。

片町 飲み歩き

「一燈」さんの料理を一通り頂いた頃合い「じゃあ蒸留酒に行きましょか」と、お店を右に出てしばらく歩いて着いた場所は、飲み屋さんが沢山立ち並ぶ「片町」と呼ばれるエリアにあるとあるバー。こちらのお店は、一本義の地酒定番酒「金印」の年間消費4位になるお店なのだそうだが、お店のメニューに日本酒はない。つまりこちらのマスターが個人で消費してるだけなのだ。その量、毎日一升というから狂っている。さすがに倒れて、現在はドクターストップ状態だそうです。

自分はペルノの水割りを頂きましたが、今まで飲んてきた中で一番濃かった。毎日一升のマスターが作ると濃厚なものになるのですねえ。

そしてさらに、いいテールスープがあるからと連れて行かれたのは、お母さんが一人で切り盛りする韓国料理屋。ここのテールスープが絶品ということで注文して待っている間、出てきたナムルはお代わり自由という超サービス・システム。ビールと共にオーダーするのはコップ酒。もちろん中身は「一本義」。

出来あがって頂くテールスープは、さっぱりとした味付けでシメにちょうどいい味付け。料理も美味しかったかど、お母さんと久保社長のやり取りがコントみたいで面白かったなあ。

「伝心」そして「一本義」

テールスープのお店を出ると外は小雨がパラついてはいたが、酔いを覚ますにちょうどいいと、ホテルまで歩いて帰る事になった。途中、福井城跡地を眺めながらホテルに到着。そして、久保社長と道林さんとはここでお別れです。

最後の食事の際、久保社長より一本義久保本店のお酒について説明がありました。

五感に訴える酒。面白いことを思いついたり、技術的に新しいことを取り入れる、変わりゆく「伝心」

地元に根差したお酒。代に渡って伝わる味。福井の味「一本義」

本日はありとあらゆる濃密、濃厚な1日をありがとうございました。久保社長様、道林部長様、そして蔵元の皆様大変お世話になりました。

心より感謝いたします。

まとめ

・熟成にこだわる
・お酒の種類に適した熟成方法
・設備投資を惜しまない
・設備のアイディアが豊富
・機械も自家製
・熟成は洞窟でもしている
・その洞窟はスケール感が半端ない石切採掘所跡
・蔵の中は清潔感に溢れている
・蔵の中にある井戸から湧き出る伏流水はやや硬水
・ラベル張りは極秘技法
・地元の水、米にこだわる
・伝心は時代によって変わって行く
・一方、一本義は地元に根ざした味
・本当は雪深い場所
・社長が熱くてカッコいい