青森の試飲会に行ってきました!

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どうもこんばんは。
勝鬨酒販の倉庫側、柳澤です。

先月に続き、今月は青森の試飲会に行ってきました。
会場はメトロポリタン池袋。ちょっと小雨が降る中、会場に到着。

 

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今回参加の14蔵のなかより、前回に同様に厳選ピックアップで参ります。その蔵は、もちろん八戸酒造・陸奥八仙です!

と、その前にやはりウォーミングアップってことで、幾つかのブースを周ってみると、ほとんどの酒蔵さんが、青森県産のお米にこだわっているのが伝ってきました。
ということで、まずは青森県産の酒造好適米について予習しましょう。

華想い

青森県産の酒造好適米としてよく知られる「華吹雪」「華想い」から、新しいところでは「華さやか」、更には、もともとは飯米であった「レイメイ」などありますが、この「レイメイ」が始祖となり、「レイメイ」とその他のお米と掛け合わせの系統から生まれたのが「華吹雪」です。そして、その「華吹雪」と「山田錦」を掛け合わせたものが「華想い」になります。

それぞれの特徴としては、もともと飯米として生産されていた「レイメイ」でしたが、たんぱく質が少なく食用よりも酒米として都合がよく、更に寒い地域でも栽培が可能であったことから酒造りに使用されるようになったそうです。

「華吹雪」は青森県産の酒米として最も知られていると思われ、造りの作業性が良くミネラル成分が多く、こちらもたんぱく質が少ないため酒米として多く使われるようになりました。

そして「華想い」は「華吹雪」の柔らかくもろい部分を補い、さらに掛け合わせた山田錦の持つ特徴から、吟醸向けの酒米として活躍しています。また、その名前の由来は「それぞれの蔵元で大きな華を咲かせてほしいという願いが込められているそうです。

ざっとこんな感じですが、これらの酒米を使用した幾つかの酒蔵さんのお酒を飲んだ心象としては、すっきりとしてほのかに甘みや旨みを感じるものが多かったと思います。ですが、そんな中でもやはり「陸奥八仙」はちょっと違うんですね。
では、いってみましょう。

八戸酒造株式会社/陸奥八仙

「陸奥八仙」の創業者、駒井庄三郎氏は近江から東北にやってきた商人の1人で、糀屋として創業。その後、酒造業に参入し、明治時代に八戸に移住。大正時代に駒井酒造店という名称で現在の地に蔵を構えます。 しかし昭和に入り、時の政府が発布した「企業整備令」によって、八戸市および周辺に所在する複数の酒蔵が結合して「組合」のような協同組織で酒造りを行なうことになります。 やがて普通酒を造っていれば経営できた時代が終わり、品質重視の酒造りにシフトしてゆくのではと考えたのが七代目でした。 しかし組合からの独立は、当時大変な苦労があったそうです。 組合の施設はもともと駒井酒造店のものですが、組合を抜けるならば自社蔵であり自宅の住まいでもある蔵も酒造免許も失うことになる、ということでした。 時は流れ1998年、近所の酒蔵が造りを休業することになり八代目は、その酒蔵の設備を借りる形で自分たちだけの酒造りを始め、組合から抜ける決意を固めます。 新しい酒造り、新しい日本酒が誕生し、そのお酒には「陸奥八仙」という名前が付けられました。 2009年には組合が蔵を明け渡す判決を裁判で勝ち取酒蔵を取り戻します。 まさにこの年から「陸奥八仙」の酒造りは本当の意味でスタートを切るのです。

若い感性でモダンな日本酒の頂点を目指す

現在九代目にあたる長男の駒井秀介さんと、弟の伸介さんの二人が中心となって酒造りを行っています。 秀介さんは25歳の時に家業の酒蔵を継ぎ、東京方面で営業活動を行なっていました。 この当時、業界で注目を集めていた「十四代」のソリッドでモダンなスタイルとその酒質に感銘を受けます。 若い世代のお酒離れが進んでいる中で、かつて若い自分が「十四代」を飲んで衝撃と共に日本酒の素晴らしさを知ったように、今度は自分たちの造った日本酒を飲んで日本酒が好きになったと思ってもらえる酒を目標に日々精進しています。
今や、青森の観光大使のような存在のしっかりとした駒井秀介さん。 これから日本酒の未来を担うであろう駒井兄弟と陸奥八仙から目が離せません。

八仙

当日、八戸酒造さんが用意していたラインナップは、「いさり火」「赤ラベル」「黒ラベル」「華想い50」「prototype 2016」でした。プロトタイプ以外は、定番酒として普段からよく見ている陸奥八仙。

杜氏 駒井伸介さん(写真中央)にお酒について取材させて頂きました。

まずは「華吹雪」を使用した「いさり火」

こちらは、杜氏 駒井伸介さん曰く、すっきりと飲める食中酒としてのお酒ですとおっしゃっておりましたが、確かに「陸奥八仙」のライナップの中ではすっきり切れると思いますが、世の日本酒全般としては、ジューシーな部類だと思います。なので今時期スーパーでよく見るちょっと臭さみを感じるカツオの刺身と一緒に頂いても全然OKでした。燗にしてもいいし、様々な用途で活躍します。

続いて、「赤ラベル」こと特別純米

「陸奥八仙」さんを象徴するお酒と思われ、とにかくジューシー。よくメロンと表現されるお酒ですが、飲み応えのある口当たりと一緒にやってくる甘味と旨みがとてつもなく美味しい。料理にも合いますが、単独で飲むとこのお酒の素晴らしさが良く分かります。こちらは、冷やして飲むのが一番おススメです。なお、こちらは「華吹雪」に加えて掛米に飯米「まっしぐら」を使用しております。

と、この「いさり火」と「赤ラベル」が陸奥八仙の二枚看板ですとおっしゃっておりましたが、改めて飲んでその味に惚れこんじゃいました。なお、2月に入荷しましたさらにジューシーな限定バージョン「赤ラベル生原酒」も商品大量確保にて、まだご購入可能ですのでぜひ!

☆【日本酒】陸奥八仙(むつはっせん)
赤ラベル 特別純米 無濾過生原酒

【1800ml】
http://item.rakuten.co.jp/katidoki/10002536/#10002536

【720ml】
http://item.rakuten.co.jp/katidoki/10002537/

続けて全量「華吹雪」の「黒ラベル」こと純米吟醸

大人の黒純吟は「赤ラベル」をスッキリ、上品にしたような感じ。

生原酒もございます。

陸奥八仙(むつはっせん) 純米吟醸 生原酒

【1800ml】
http://item.rakuten.co.jp/katidoki/10006053/#10006053

そして「華想い50」

大吟醸らしくさらに上品、綺麗、そして旨みのあるお酒です。先に述べましたが、青森県産米で作られる大吟醸酒ということで、とても特別なものを感じます。

最後に毎年試験的なお酒として発売される「prototype」

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。

陸奥八仙(むつはっせん) prototype2016 試験醸造酒

飲食店さまのお問い合わせはこちら 03-3543-6301

楽天市場はこちら

☆【日本酒】陸奥八仙(むつはっせん)prototype2016 試験醸造酒 500ml ※クール便発送

今年はラベルにリンゴが描かれていますが、リンゴの酵母を用いたのではなく、県酵母のイ号とハ号を使用して作られたそうで、酸と甘みを出すように設計して飲みやすくさせ、りんごっぽいニュアンスを作り出したそうです。今年は特に美味しいと評判ですので、ぜひお試し下さい。

と、当日用意された「陸奥八仙」
お酒を頂いて、改めて際立つ存在と感じました。

その他に、当店で取り扱う陸奥八仙のご紹介です。

「芳醇辛口」は「レイメイ」100%使用のお酒。
旨みがしっかりあって後味はスパっと切れます。食事と一緒にどうぞ。

陸奥八仙(むつはっせん) 芳醇超辛口純米 火入

【1800ml】
http://item.rakuten.co.jp/katidoki/116011/

ALL白麹使用。ドライシャンパンをイメージした
新商品『brut』は3種類リリース!

酒米は全て『華さやか』
米からできるスパークリング日本酒です。

陸奥八仙(むつはっせん) Brut2016

「青森県酵母」を使用した「a-type」

【500ml】
http://item.rakuten.co.jp/katidoki/118893/#118893/

「ワイン酵母」を使用した日本酒度-2.5 「b-type」

【500ml】
http://item.rakuten.co.jp/katidoki/121835/#121835/

「ワイン酵母」を使用した日本酒度-17.5 「o-type」

→ 8/24頃入荷予定。

※日本酒度はマイナスの数値が高いほど甘口です。

 

さらに、八仙初の貴醸酒が本日入荷してまいりました!!

極甘口ワインで名高いフランス、ソーテルヌ地方を思いながら作った甘口日本酒。

ふれっしゅでふるーてぃー!

☆【日本酒】陸奥八仙(むつはっせん) そーてるぬ 八仙的貴醸酒 720ml

【720ml】
http://item.rakuten.co.jp/katidoki/121874/#121874

とりは大吟醸。
八仙FANの方から『おめでとう!』
と拍手をもらうシーンも試飲会で見受けられました。

今期の大吟醸はIWC2016大吟醸酒の部トロフィーを獲得!
新酒鑑評会にて金賞受賞!

杜氏 駒井伸介さんにお話を伺いました。
『昨年と大きくコレを変えたなど、特別な造りはしていません。
ただお酒を美味しくするための微調整はしっかりやりました。
その結果、このような賞を頂けてうれしいです。』
とおっしゃっていました。

日々の努力が実を結んだ一品。

香り高く、甘く旨い、スッとなくなる後味の大吟醸。

陸奥八仙(むつはっせん) 大吟醸

【1800ml】
http://item.rakuten.co.jp/katidoki/112466/

【720ml】
http://item.rakuten.co.jp/katidoki/112467/#112467

現在八戸酒造さんでは、契約農家栽培に力を入れているそうで、理想としては100%契約栽培にしたいとおっしゃておりました。その理由としては、やはり農家さんの顔が見えることで、蔵の要望も伝えやすく、安心もあるとのことでした。うむ、接しやすい。

新しい情報としては、7/29頃陸奥八仙初の貴醸酒『陸奥八仙 そーてるぬ』の入荷。
現在「レイメイ」を33%磨きした大吟醸酒を作っているとのことと、大正時代から続く蔵を新しく改装して、衛生管理を徹底したいとおっしゃってました。若い感性を持ちながら、野心あふれる「陸奥八仙」に今後も期待ですね。

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